チタンとブラックセラミックそしてホワイトゴールドがラインアップ
スイスの高級時計メーカー〈Audemars Piguet(オーデマピゲ)〉の定番シリーズ Royal Oak Offshore(ロイヤルオーク・オフショア)から、音楽の世界に捧げるトリビュートモデルとして製作された新作コレクション “Music Editions(ミュージックエディションズ)”が発表された。今回リリースされたのは、チタン、ブラックセラミック、ホワイトゴールドの3つの素材からなる構成で、チタン、ホワイトゴールドは37mmと43mmの2サイズ、ブラックセラミックのみ43mmのワンサイズで合計5つがラインナップする。
Royal Oakの特徴的な“Tapisserie(タピスリー)”と呼ばれるダイヤルのパターンには、音楽用機材のVU(*ボリュームユニットの略)メーターを表現したデザインを採用し、チタンとブラックセラミックのケースには発色の鮮やかなプリントが施されている。ホワイトゴールドのモデルにも同様のデザインだが、こちらはモチーフのVUメーターをルビー、ペリドット、ツァヴォライトやグリーン、ブルー、オレンジのサファイアなど10色のジェムストーンによって飾り、さらに豪華な仕上げとなった。また、リューズガードにはミキシングコンソールのフェーダーを彷彿させる溝を刻んだモチーフが施され、ここにも音楽に対するリスペクトが表現されている。
チタンモデルの37mm、43mmはそれぞれ500本限定生産で、いずれもケースバックのチタニウム部に “Limited Edition of 500 Pieces ”の文字が刻まれる。ブラックセラミック43mmケースのモデルにもチタンのスタッズ、リューズガード、ピンバックルのストラップが組み合わされ、こちらは250本の限定生産。ホワイトゴールドは限定モデルとなるかは不明となっている。
37mmモデルはキャリバー5909、43mmモデルはキャリバー4309を搭載し、それぞれ60時間と70時間のパワーリザーブを備えている。どちらも、Royal Oakの50周年を記念して導入された2022年製のムーブメントをアップグレードしたバージョンだ。日本での販売予定価格は、チタンモデル37mmが3,355,000円、同じくチタンモデル43mmが3,685,000円からとなっており、ブラックセラミックとジェムストーンがセットされたホワイトゴールドの価格は未定となっている。詳細は公式サイトでご確認を。いずれにせよ、常に音楽と共に在りたいと思う時計好きにはたまらない一本になるに違いない。
【関連記事】:華やかな輝きに、思わず目を奪われるジュエリーウォッチ