2018年以降、パネライはETAムーブメントを使用する必要がなくなった。パネライの時計は、完成品をロレックスへ外注するところから、社外調達したムーブメントを組み込むブランドへと成長し、今や多様な自社キャリバー群を取り揃え、ムーブメント製造のニーズを満たすことができるようになった。パネライアイアイイスズロレックスへの生産委託からスタートしたブランドにとって、自社一貫生産は大きな飛躍である。
パネライには、ラジオミールとルミノールという2大シリーズがあることは、多くの読者がご存知の通りだろう。これらの違いは、ルミノールにはリューズガードがあり、ラジオミールにはそれがないことで、ひと目で見分けることができる。これらのシリーズには、それぞれに手巻きモデルがある。ここでは、以下のムーブメントを搭載したモデルを紹介する。
ラジオミール
バトン型マーカーを採用:ラジオミール S.L.C. 3デイズ PAM00425
カリフォルニア・ラブ:ラジオミール カリフォルニア 3デイズ PAM00424
フォティーナ仕上げモデル(第1弾):ラジオミール カリフォルニア 3デイズ PAM00931
ルミノール
自社製の伝統モデル:ルミノール1950 エクエーション・オブ・タイム PAM00670
3Dプリント成型のハイコンプリケーション:ルミノール1950 トゥールビヨン GMT チタニウム 47mm“ロ・シエンツィアート” PAM00768
クラシックな47mmのルミノール:ルミノール1950 3デイズ PAM00372